こんにちは、管理人です。

今回は映画"ハリー・ポッター"に登場する「ヴォルデモート」に関する興味深い話題があったので記事にしてみました。

mahoutsukai_necromancer[1]


「ヴォルデモート」と言うとまだ映画で登場していない初期のころから存在が示唆されてきた登場人物ですが、劇中では「"例のあの人"」「"名前を呼んではいけないあの人"」など、なぜか他の登場人物の人たちはそう呼んでいます。もちろん劇中の他の登場人物の心理を考えた場合、そんな残忍・狡猾な人間の名前なんて呼べたものではないと言う気持ちもわかるのですが主人公"ハリー"がその名前を口にした時周囲の人たちは「名前を呼んではいけない」と言って注意されている場面が何度かありました。




ヴォルデモートが「"例のあの人"」と呼ばれる最大の理由




ではなぜヴォルデモートが「"例のあの人"」と呼ばれるのでしょうか。この事について、ネットでは諸説言われていますが、最大の理由としては映画"ハリー・ポッター"の劇中の設定として名前を口にすることで「保護魔法」が破られ、自分の居場所がヴォルデモート陣営に察知されて"死食い人"(デスイーター)を呼び寄せられ襲撃を受けるからなんだそうです。
ではなぜ名前を言っただけで襲撃されるのでしょうか?
このことについても諸説言われているのですが、有力な説として「キリスト教」があります。





キリスト教の教えが映画に影響した?





キリスト教ではみだりに自身の神の名を唱えてはいけないとされているそうです。
つまり、神の名を口にすることはその神に対しての礼儀を欠く行為だからなのでしょう。イギリスはキリスト教圏のためこういった教えが反映されたと考えても違和感は感じません。
こういったように神や人に対して名前をみだりに呼ぶことを避ける文化は世界各地に存在します。







世界でも本名を言う事ははばかられる?!






インディアンの部族の1つ"アパッチ族"は家族以外に教えない神聖な名前をそれぞれ持っており、家族以外には誰にも教えないそうです(引用1)。また、オーストラリアのアボリジニの文化でも亡くなられた人の名前を言ってはいけないとされています(引用2)。こういった文化も名前を重要と捉える結果、形成された文化と言って良いでしょう。







日本でも名前に関する風習が存在した!!






実は日本でも上で言った名前を呼ぶことがはばかられる事例がありました。明治中盤まで日本では「実名敬避俗」という文化があり(引用3)、これは高貴な人や上司の実名を口にする事をタブー視した風習で、中国でも"避諱(ひき)"と言う目上の人の"諱(いみな)=忌み名"を呼ぶことを避ける文化があったといいます。特に、中国ではその時代の王に対しての呼称は十分に配慮したそうです(引用4)

ちなみに"諱(いみな)"は現代でいうところの本名に当たり、口に出すことも忌み避けられるということから"忌み名"とも表記されます(引用5)




有名なアニメでも名前に関する取扱いに意味を持たしていた




名前がキーワードになるアニメとして有名なものではジブリ映画"千と千尋の神隠し"があります。
これは主人公"萩野千尋"が湯屋で働く際、湯婆婆から自身の名前の中から1字取り"千"として湯屋で働きます。
この時、元の名を覚えていないと来た道を帰れないという設定が劇中で説明されています。

以上のことから世界各地には様々な形で名前を呼んではいけない文化があることがわかりました。世界の様々な文化を見ていくと人が名前に対してどの程度重要視しているのかがわかったかと思います。
こういったことから映画"ハリー・ポッター"は単にキリスト教圏の教えから影響を与えられたという説がありましたが、名前を呼ばないという文化はキリスト教圏だけに限った文化ではなく世界各地に点在し、人の集合的無意識レベルで名前の文化が形成されているのではないかと思います。




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